趣味のジオラマで汚し塗装を行う方法

汚れを表現

ジオラマとは、展示物と周辺環境、背景を立体表現する方法になります。博物館での展示物以外にも趣味でプラモデルの作品展示を行っている人もいます。 ジオラマをよりリアルに作るためには、汚し塗装を行うことが大切です。サビや傷などの塗装を行うことによってよりリアルな質感を再現することができます。

ドリッピングは、絵の具を筆に付着させて飛散させる技術になります。汚しに使うには薄めの油絵の具を固い筆に染み込ませて指などを使って弾いていきます。すると自然な雨汚れを再現します。あまり薄すぎても来てしまうため、絵の具の濃度には注意が必要です。 泥はねはアクリル塗料で再現します。乾いた濃いめのものを筆に取ってドリップングと同じように弾いていきます。すると泥が跳ねたような汚れを作ることができます。

オイル汚れを表現するにはエナメルがオススメです。エナメルだけでは明るすぎる場合には、油彩などを使って調色していきます。これを筆を使って置くような感じで塗っていくとオイルが漏れているような感じで仕上がります。これはコピックというマーカーでも良いとされています。 サビを表現するのは様々な方法がありますが、簡単な方法としてはこれもアクリルで表現することができます。